04'ゴールデンウィーク南伊豆1周トリップ イベントレポート

 DATE:2004.05.01〜05.04
 PLACE:"Minamiizu"
 
 ●04'ゴールデンウィーク南伊豆1周トリップ イベントレポート 第1幕
 
 2004年5月1日から4日にかけ4日間で静岡県は南伊豆町を海から一周しようという企画の「南伊豆一周トリップ」
 春を抜けつつも初夏と言うには少し早いゴールデンウィーク。毎年天気が気になりますね。今回もその天気が大きく我々を
 揺るがしました。さてさて我々レイドバック南伊豆1周チームは予定通り1周を漕ぎきれたのでしょうか?結果は本編で!
 
 ・2004年5月1日 第1日目 外浦〜爪木崎〜弓が浜
 さて、いよいよ南伊豆1周トリップのスタートです。快晴とまでは行きませんが、薄雲から陽が覗くまずまずの空模様。
 下田市は外浦海岸を8:47にスタート。風穏やかな順調な滑り出しに、南伊豆1周という目標に、緊張気味だった参加者の
 皆さんの表情も和らぎます。九十浜のエメラルドの海には誰しも感嘆の声をあげ、向かうはこのツアー最初の難所爪木崎。
  
 この爪木崎、下田湾の東に位置する須崎半島という小さな半島の突端に位置し、つまりは一番外海側で沖のうねりが直接
 ぶつかる荒々しい場所なんです。さらにカヤッカーを悩ませるのは、複雑に位置する岩礁。これが予測不可能な波を生み、
 悪天候時にはとってもデンジャラスな場所となり、船の難所と言われているんです。
 さて我々に立ちはだかった爪木崎、おりしも潮は干潮です。海上に顔を出した岩礁が行くてを阻み、岩礁帯を抜ける内側
 ルートが通れず、外側の直接うねりが襲い掛かるルートを選ばざるを得ません。
 ガイドの「外ルートを行きます」という言葉に一瞬緊張が走ったか、参加者の顔が強ばります。
 そしていざ外ルートへ!・・・おや?あら〜この日に限って船の難所も静かだったのですね。爪木崎も南伊豆1周を応援
 してくれたんでしょうね。
  
 爪木崎灯台を時計回りに回り込みあれよあれよと言う間に須崎半島先端の恵比須島へ到着。ここで小休止この島は1周歩
 いて10分程の小さな島。カヤックを降りて散歩するには良い所です。かの若山牧水も立ち寄ったとか。
 小休止の後は、本日一番陸地から離れるルート下田湾横断!150年前ペリー提督率いる黒船軍団がこの海に「カイコクシ
 テクッダサ〜イ」とやって来たと思うと感慨深いものです。下田市内には、今もその頃の空気をかもし出す建物もあったり
 するんですよ。さあ、下田湾横断の頃には太陽もしゃきっと顔を出し、汗ばむほどの陽気です。海はその青さを増し美しく
 輝いていました。  
  
 ゴールデンウィークの休暇で賑わう多々戸浜、入田浜、大浜を横目に通り過ぎ、誰も居ない砂浜を見つけてのランチタイ
 ム上陸。このプライベートビーチは陸からは中々入りづらいのです。こういった浜を楽しめるのもカヤックならではの醍醐
 味ですね。
  
 そして、いつもならランチの後は海でひと遊びといきますが、今回は南伊豆1周が目標、ランチが終わればすかさずパド
 リングです。田牛の港を過ぎれば暫くは上陸箇所がありません。ここでもカヤッカーだからこそ見る事ができる風景に、
 皆さんご満悦。本日最後の大きな岬、盥(たらい)岬を越え、座礁難破船に寄り道をすればゴール弓が浜はもうすぐです。
 白く大きな美しい弓なりの浜、日本の渚百選のひとつにも選ばれています。
 
 最後は緩やかなうねりに乗って13:40に気持ち良くゴール。カヤックを降りれば目の前に温泉があるのもこの浜の魅力で
 すかね。なんともはや穏やかな一日でした。
 この後襲い掛かる自然の驚異を思いもせず我々は疲れを癒したのでした。
 ・・・つづく
 
 次回予告!南伊豆1周トリップ第2日目「自然の驚異がカヤックを吹き飛ばす!?」

 special thanks:参加者の皆様・ワンダフルワールド


 
 ●04'ゴールデンウィーク南伊豆1周トリップ イベントレポート 第2幕
 
 2004年5月1日から4日にかけ4日間で静岡県は南伊豆町を海から一周しようという企画の「南伊豆一周トリップ」
 その第1日目、外浦〜爪木崎〜弓が浜約20kmを気持ち良く漕ぎ抜けた我々ですが、第2日目にして試練が待ち受けます。
 果たして我々レイドバック南伊豆1周チームに第2日目は何が起きたのでしょうか?第2幕のスタートです!
 
 ・2004年5月2日 第2日目 弓が浜〜石廊崎〜入間
 心地よいパドリングの疲れが残る第2日目の朝、昨日とは異なる空気を感じるのにさほど時間はいりませんでした。明らか
 に違うのです。雲はかかっているものの、時折差す薄日、これは思い起こせば昨日の朝もそうでした。では、何が違うかと
 言えば・・・風。本日の行程を考えれば追い風となっているのですが、明らかに強い。強すぎると言ったほうがご理解頂け
 るかと思います。気象台の予想数値は出発時間の8時過ぎには風速11mに至るとの事。しかもその後、時間が経つにしたが
 い風速は上がっていくいっぽう。これではパドリングもままなりません。しかしながら、ヤル気盛んな南伊豆1周チームで
 す「まずは弓が浜まで行ってみようじゃないか〜」と本日のスタート地点日本の渚百選の一つ弓が浜まで向かいました。
 
 さて弓が浜、沖行く大型船の揺れ具合に皆さん唖然!タンカーまるで波間を行くカヤックがごとく、ヘ先を宙に向けては海
 中へ没しています。ここでガイドから本日のルート変更のお知らせ。変更案は、この強風の中での最南端石廊崎越えは危険
 であると、本日は風裏の場所を見つけ肩ならしとならぬ肩鎮めと参りましょうとの内容。残念、第2日目スタート出来ず!
 
 「いやいやお天道様にはさからえんでしょ〜」と口々に車に乗り込み早速移動。風裏を目指し車を走らせました。途中、1
 ウェイツーリングを出来そうなルートを探しながらも、折しもの風でやはり外洋は荒れ模様。我々、レイドバック南伊豆1
 周チームは、さらに風裏を目指し石廊崎のを陸から越え、伊豆半島西側は子浦に到着したのでした。
 
 到着した子浦は自然の地形が大きな湾を作り、外海が荒れた状況でも比較的穏やかな場所。小さな洞窟が点在するこの湾は
 カヤックで漕ぎ出せば中々楽しい場所でもあるんですね。ただし、さすがの子浦の静かな湾も今日ばかりは谷間を抜ける風
 に気を付けねばなりません。その風は狭い谷を吹き抜け速度を増し、尾根を降り岬を捲き元の風向きの方向から来るとは限
 りません。充分な注意が必要なのですね。さあ気を引き締めつつ「本日は南伊豆1周あらため湾内散策ツーリング」のスタ
 ートです。 
 
 そう、気を引き締めつつスタートしましたが、早速自然の驚異は我々に牙を剥きます。湾の南側を目指した我々に襲い掛か
 る谷を抜ける風!入り江の奥から吹き下ろすその風は我々に容赦無く吹き付けます。そして、事は起こったのです。
 カヤックが一瞬を水面から浮いたように見えましたね。大袈裟ですが、風によってカヤックが水面から引き剥がされた・・
 ・と言うより吹き飛ばされた感が強い素早い転覆でした。・・・風による沈が発生。 
 その方に再びカヤックに乗艇してもらい・・・風の谷間から退散。自然の前では謙虚であるべし。その後は風が入らない
 入り江にて、皆でパドルワークの自主トレ!?風の中でのパドリングが逆に皆さんの闘志を燃やしたんでしょうね。予定の
 コースは漕げなかったものの、この日の風が皆さんの胸に何かを残していったようです。 
  
 海からあがり、本日のスタート地点のはずだった弓が浜の温泉へ向かいました。距離は漕いでいませんが、微熱のような疲
 れが体に残ります。しかしながら、今日の事柄を笑顔で熱く語る参加者の皆さんの顔は輝いていました。
 「明日は漕げるといいなぁ〜」
 ・・・つづく
 
 次回予告!南伊豆1周トリップ第3日目「リベンジ!伊豆半島最南端!」

 special thanks:参加者の皆様・ワンダフルワールド


 
 ●04'ゴールデンウィーク南伊豆1周トリップ イベントレポート 第3幕
 
 2004年5月1日から4日にかけ4日間で静岡県は南伊豆町を海から一周しようという企画の「南伊豆一周トリップ」
 第1日目を予定通りに終え、第2日目にして強風という悪天候に前途を断たれてしまったかの我々ですが、第3日目そんな
 我々レイドバック南伊豆1周チームに光明が差します。さてその光明とは?第3幕をどうぞ!
 
 ・2004年5月3日 第3日目 入間〜妻良・子浦〜伊浜
 昨日の風の中でのパドリングを経て、ひと回り大きくなったように見える参加者の皆さんですが、この天気に少々不安が
 ある様子は隠しきれません。空模様は一昨日、昨日よりも厚い雲に覆われています。行けるか?漕げるのかい?・・・。
 誰しもが思っていたのでしょうね。そんな不安の中、ベースキャンプ出発予定の午前7:30を10分ほど過ぎた頃、ガイド
 から本日の状況説明が始まりました。 
 
 「結論から述べると・・・本日は漕ぎます。」「・・・。」この次に出てくる台詞を皆さんは解っていらしたのでしょう。
 無言の返事がその気持ちを教えてくれます。「で、まずは弓が浜へ行こうかと。」本来の予定ならば第3日目は昨日のゴー
 ル地点予定の入間をスタートし、妻良・子浦の湾を横断し伊浜へ上がるコースのはず。それを弓が浜へ向かうと言う事は、
 第2日目の伊豆半島最南端の石廊崎越えコースをあえて行く事を意味するのです。「このまま石廊崎を飛ばして先に進めん
 でしょう?」皆さんの顔に緊張が走りつつも口の端が上がります「リベンジ!伊豆半島最南端!」
 
 8:51石廊崎越えを目指し弓が浜をスタート。昨日のうねりの残りで弓が浜は時折良い波が入ってきます。その波にカヤッ
 クごと押し戻され小さな沈をされた方はあったものの、波打ち際を過ぎれば昨日とはうって変わり穏やかな海。弓が浜に流
 れ込む青野川を横目に、海面に反射した光が阿弥陀様の姿を写すと言われる弥陀窟を越え、一路目指すは最南端石廊崎。
 皆さんも気合い充分のパドリング。
 
 漕ぎだして最初に見えてくる港は小稲。天気予報の南伊豆の天気はこの小稲にて観測されているんですね。小さな港ですが
 とても重要な役割を持つ港なんです。続いて下流(したる)ここは伊勢海老漁が盛んな港。海沿いの小さな漁村という言葉が
 似合います。さらに南へ漕ぎ進むと前方に山水画に出てくるような、背の高い尖ったいくつか岩が見えてきます。これは大
 瀬の蓑掛岩(みのかけいわ)、
この岩は文武天皇の時代に伊豆に流された鴨の君小角(かものきみおずぬ)という行者が空飛ぶ
 蓑を掛けた岩として言われて蓑掛岩(みのと呼ばれているんです。
 
 その蓑掛岩を眺めながら、海上で小休止。空は曇っているものの、海は群青を流したような深みのある青。それは美しいも
 のです。すると石廊崎方面からやってくるカヤックの一団。GWはカヤッカーが多い南伊豆、その美しさが人を呼び寄せる
 のでしょうね。などと感慨にふけりながらそのカヤックの一団を見れば・・「お〜い!ヤス!」なんと友人の日本縦断男の
 村田泰裕さんでした。彼らは西から石廊崎を越えてやって来たのです。「越えるの?今日は静かで良いよ〜!」友人の郎報
 に胸が踊ります。さて、再びリベンジへ向け出発。蓑掛岩周辺の岩礁帯をルートを見つけながら抜け、いよいよ石廊崎エリ
 アへ入ります。東側 最後のビーチ、よしこの浜を過ぎれば、そこから先は切り立った断崖の世界。容易に上陸できる所は
 ありません。 
 
 
 さあ南伊豆最南端石廊崎灯台を目の前にし、よもや目標を果たさん!ちょっとその前に寄り道です。石廊崎直下東側にある
 長津呂。奥深いこの入り江には石廊崎港があり、遊覧船の発着場があったりお土産やさんあったりと石廊崎観光の拠点でも
 あるのですね。こう言ってしまうと俗っぽい感じも受けられるでしょうが、実際の場所は断崖に囲まれた青い水の入り江で
 自然の宝庫でもあ るのです。この長津呂の入り江、さらに中で別れる小さな入り江で大休止。外の荒々しい海と違い池の
 ような静けさです。   
 
 英気を養った我々、いよいよ石廊崎へ!この石廊崎、伊豆半島を西と東へ別けるだけあって、風もぶつかれば潮もぶつかる
 所でもあり、船の難所と言われているのです。海の道標、灯台の竣工が明治4年というとても早い時期という事からもこの
 場所が荒れた際の危険度が想像できます。この日の石廊崎は我々を温かく迎え入れてくれました。とは言っても、やはり今
 までとは海面の揺れが違います。静かながらにして今日の石廊崎、中々の上下運動を我々に体験させてくれました。
 
 石廊崎観光の人達に手を振り、海の難所漕ぎ抜けます。ここから先は別世界、人工物が殆ど見えなくなる、まさにウィルダ
 ネスと化します。静かとは言え時折荒波が牙を剥く岩礁帯を慎重に進めばカヤッカーならばこそ見る事ができる世界がそこ
 にあるのですね。これが石廊崎を漕ぎ越えた者が見る事ができる風景だと、あえて言いましょう。

 青い海、そびえる崖に拡がる草原、海草のジャングルを漕ぎ抜ければ台湾猿の居る大根が見えてきます。大根の向い伊豆半
 島側のヒリゾ浜でお待ちかねのランチ。今日のご飯はいやいや美味しいですよ〜。なんと言ってもリベンジ果たしましたか
 らね。ちなみにこの大根とヒリゾ浜に挟まれた水道がまた美しい!晴れた日はターコイズブルーに輝くのですよ。ランチ上
 陸の間に雨が 落ちてきたものの、皆さんの顔から笑顔は消えません。

 ランチが済めば、残念ながら今日のゴールとした中木の港はもう目と鼻の先です。中木の港でイルカが保護されているとの
 情報を得、イルカ見学を本日の最後のテーマとし上陸しようと、カヤックに乗り込みました。そして全員が乗り込みスター
 トする際に、ガイド駒崎は言ってしまいました。「イルカ・・・居るかな〜?」もちろん居ましたよ。可愛いのが2頭、並
 んで仲良く泳いでいました。
 
 興味深いのはその後の出来事。さあゴール、中木へ到着です。皆さんの表情にも達成感と心地よい疲労感がうかがえます。
 我々は大きいながらも一つの岬を越えたにすぎません。しかしながら、皆の胸に残るものは石廊崎の高みよりも高く、伊豆
 の海よりも深い大切な思いでしょう。
 そして!ガイドKの最後の最後カヤックが陸地に届いたにも関わらずにやってくれた沈!駄洒落を言った罰があたりました。
 カヤックから海上で抜け出し、徒歩にて上陸・・・。唯一初志貫徹できず!ガイド駒崎のみリベンジならず!
 まさにトホホ。また言っちゃいましたね。次はどんな罰が・・・。皆さんも駄洒落には気をつけましょう。

 次回予告!南伊豆1周トリップいよいよ最終日「またもや最南端!?」
 special thanks:参加者の皆様・ワンダフルワールド


 
 ●04'ゴールデンウィーク南伊豆1周トリップ イベントレポート 第4幕最終日
 
 2004年5月1日から4日にかけ4日間で静岡県は南伊豆町を海から一周しようという企画の「南伊豆一周トリップ」
 第1日目を気持ち良く終わり、第2日目は風に翻弄され、第3日目リベンジを胸に伊豆半島最南端制覇を成した我々の旅も
 いよいよ最終日となりました。さて最終日、サイの目はどう転がったのか?いよいよ最終日です!どうぞ!
 
 ・2004年5月4日 第4日目 伊浜〜波勝崎〜岩地
 この旅の中で一番遅く起きた朝でした。我々スタッフはベースキャンプとしているモーターホームのロフトで寝泊まりを
 している訳でございまして。そこの小窓から海が見えるのですね。
 遅く起きたと言っても、早朝に一度は起きたのです。ですが、その小窓から海を見て、また眠りにつきました。何故かと
 申しますと・・・そう、準備をする必要が無かったからであるという訳です。つまりは、出る事の出来ない状況の海を早
 朝の小窓から見てしまったのですね。

 頭の中では、伊豆半島の形をしたスゴロク板に「仲木 一回休み」の文字。最終日にしてサイコロは「一回休み」の枠に
 我々を導いた訳です。何とも言いがたし最終日。ただただ天を仰ぐ朝です。
 
 予報では南含みの風が15mを超える模様。集合時間となり参加者の皆様がみえますが、その足取りも重めでの登場です。

 当然のごとくのキャンセルの告知に皆さん当惑の顔もありません。
 しかしながら、これもまたシーカヤッキング。停滞もまた旅の一部であります。漕ぎ出せはしないものの、こんな事では
 へこたれない今日も元気なレイドバックチームでございます。「風が強いって?波が強いって?なんだったら見に行こう
 じゃない。でだね、見るのならあそこしかないでしょう・・・」「行こうじゃないの。昨日は海から今日は陸から・・そ
 う最南端石廊崎へ!」
 
 昨日に引き続き、今日は陸から一路目指すは最南端石廊崎!車で移動の際に昨日漕いだ海岸線を走って行く訳ですが、窓
 から見える景色に昨日の穏やかな面影はありません。皆さん、ある意味感嘆の声をあげてましたね。海岸線を南に向かい
 海から離れ、峠道を上へ上へと登って行けば、石廊崎の駐車場です。石廊崎周辺から西側は海岸線が厳しい断崖となる為
 道路がこのように尾根の上を走る事となります。故にカヤックからの風景は、港以外はほぼ人工物の見当たらない自然の
 海岸線が楽しめるのですね。
 
 さて駐車場で車を降りた我々。かなりの風がすでに吹き付けます。ここから10分程尾根を下って行けば、昨日海から見た
 最南端に至ります。しかしながら風が強い、この時点で皆さん苦笑い。苦笑いと言うよりは、自然の驚異におののくと言
 ったところ。石廊崎の説明やらをしながら歩く事10分、近くで見ると以外と小さく感じる白亜の灯台、石廊崎灯台が見え
 てきました。小さいと言ってもこの灯台の存在はとても大きな意味があるのです。何せ東京へと入港する船の門柱となる
 灯台ですから。灯台が見えてきた時点で、石廊の海も見えてくる訳ですが・・・絶句!そのうねりの大きさ!風の強さ!
 ここに打ち付ける全てのものが牙を剥いています。そしてびっくりするのがその音、地鳴りのような波音、切り裂くよう
 な風の音が五感を震わせます。
 
 
 最終日、海、空、自分達がそこに居る時間の有り様や息吹を感じたような気がします。海に漕ぎ出す事は出来ませんでし
 たが、自然の中で旅をしている事をあらためて嬉しく思いました。「やっぱり、お天道様にはかなわんな!」笑顔で石廊
 崎を後にし、この旅を終えました。
 そう、これもまたシーカヤッキングなのですね。
 

 その時その時に様々な思いがあり様々なドラマがあり過ぎて行った4日間。皆様お疲れ様でした。確率2分の1の旅、言っ
 てしまえばそうなのですが、我々の胸に残るのは確率では計れない思い出となりました。
 ありがとう南伊豆!ありがとう石廊崎!またあう日を楽しみにしているよ!  


 さぁ、いかがでしたでしょうか?4回に渡るレポートとなった南伊豆編。最終日漕げなかったものの、たくさんの思い出
 が我々に残りました。漕げなかったという事はですね、続きが残っているという事ですね。
 このまま残してしまって良いのでしょうか?イケマセンね。 そう、続きをやらねばいけませんね。皆様、今後のレイド
 バック最新情報にご期待下さい。 南伊豆編・完!


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